日本歯科放射線学会第60回学術大会・第16回定例総会

この度、NPO法人日本歯科放射線学会の第60回学術大会・第16回定例総会を6月14日（金）～16日（日）の3日間にわたり、日本大学歯学部百周年記念講堂において開催させていただくことになりました。今年は、天皇陛下の退位と即位がおこなわれ、年号が変更となります。この日本の筋目の年となる大会を日本大学歯学部歯科放射線学講座が担当させていただくことに大変光栄に存じます。教室員一同鋭意準備を進めてまいります。

日本大学歯学部は，大正5年4月15日，東洋歯科医学校として誕生してから，平成28年4月15日をもって100年を迎えました。100周年記念事業の一環として新病院の建設が開始され、昨年の10月1日に開院いたしました。新しい歯科病院も是非ご覧ください。

さて、第50回記念学術大会長を故古川惣平先生が担当された時に、日本歯科放射線学会50周年記念事業として、学会ホームページ上に「50周年記念館」が開設され、国際学会、日韓セミナー、診断研等の貴重な資料が収集され、勝又理事より報告がされています。今回の大会テーマは「60年の軌跡と未来」、副題として、「世界に目を向けて」と定めました。この大会テーマを踏まえ特別講演として、浅海理事長には、「History of ACOMFR（Asian Congress of Oral and Maxillo-Facial Radiology）」、オスロ大学口腔放射線学講座Tore Arne Larheim教授には「History of EADMFR（European Academy Dentomaxillofacial Radiology）」のタイトルによるご講演を御願いしております。また、京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻 椎名 毅 教授には、「光超音波イメージングの未来」についてご講演いただく予定です。なお大会2日間、ランチョンセミナーも企画しております。ご期待ください。Larheim先生は私の指導医であり、日本にも多くの歯科放射線科医や顎関節症専門医に友人が多い方です。今回の来日も、古い友人たちと会えるのを楽しみにしています。

なお最終決定していませんが、会期中に教育研修会を併催し、会員のレベルアップに努めたいと考えています。お待ちください。

懇親会を通じ東京の夜を楽しんでいただき、そして歯科放射線科医のさらなる実力向上に貢献できればと思っております。是非、多くの皆様のご参加をスタッフ一同、心よりお待ちしております。